
こんにちは!雑学担当のたまです。
今日の雑学は観賞価値が高い植物『コキア』についてだよ
コキアは季節によって色が変わり、特に秋には美しい赤やオレンジ色に変わります。緑から赤への変化が非常に美しく、とても観賞価値が高い植物です。
コキア畑は観光名所にもなるほどの人気の植物なので、お家の庭に植えてみたくなりますが植える前に知っておきたい注意点があります。
植えた後にこんなはずじゃなかった・・・と、ならない為に

今回はコキアを庭に植える前に知っておきたい注意点について解説します。
この記事はこんな方にオススメ
- コキアを庭に植えてはいけないと言われる理由を知りたい方
- コキアが枯れた後どうしたらいいか知りたい方

まずは『コキア』ってどんな植物なのかお話していきますね!
コキアってどんな植物?
コキア(ホウキグサ)は一年草の植物で、観賞用や実用目的で広く栽培されています。

学名: Bassia scoparia
科: アカザ科(Chenopodiaceae)
原産地: ヨーロッパ、アジア
特徴
形状:
- コキアは丸くてふわふわとした形状が特徴です。成長すると、高さが30cmから1.5mほどになります。密に生えた細い葉が茎を包み込むように付き、全体的に丸いシルエットを形成します。
葉と茎:
- 若い葉は細くて柔らかく、淡い緑色をしています。成長するにつれて葉が濃い緑色に変わり、秋になると鮮やかな赤やピンクに紅葉します。
花と種子:
- 花は小さく目立たないですが、夏の終わりから秋にかけて咲きます。その後、種子が形成され、これが乾燥するととんぶり(畑のキャビア)として利用されます。
生育環境
- 日当たり:
- 日当たりの良い場所を好みます。半日陰でも育ちますが、日光を十分に浴びることでより美しい紅葉を楽しむことができます。
- 土壌:
- 水はけの良い土壌を好みます。過湿状態を嫌うため、水はけが悪い場所では根腐れを起こしやすいです。
- 耐寒性:
- 一年草であるため、寒さには弱いですが、春から秋にかけての生育期には問題ありません。
コキアを庭に植えてはいけないと言われてる3つの理由

丸いフォルムがなんともかわいくて秋になると赤く染まり更に可愛さを増すコキアをおうちの庭で育ててみたい!と思われる方も多いのではないでしょうか?
そんな魅力的なコキアを庭に植えてはいけないと言われている理由があります。

その理由を先に知っておけばきっとご家庭でコキアを楽しむ為のヒントがあるはずです
\ 秋田の名産 /
『とんぶり』がコキアの種って知ってた?


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①繁殖力の強さ
コキアを庭に植えてはいけないと言われている1番の理由は繁殖力の強さです。
コキアは非常に繁殖力が強く一度植えると大量の種子を産生します。
こぼれ種から思いもしない場所に広がる可能性があります。

また成長が早い為少数植えたコキアが次の季節には大量に増え、気が付いた時には他の植物が侵食されるリスクがあります。

②木質化して扱いづらくなる
コキアは春から夏にかけて急速に成長し、秋には鮮やかな紅葉を見せます。この成長過程で、茎が徐々に硬くなっていくことがあります。
木質化することで、コキアは自立しやすくなり、風や雨に対して耐性が強くなります。また、茎が強くなることで、全体の形を保ちやすくなり、美しい形状を維持できます。
ですが木質化が進みすぎると、茎が非常に硬くなりすぎ、剪定が難しくなることがあります。また、一年草としての寿命が終わるときに取り扱いが難しくなることもあります。

③密植すると害虫のアブラムシが付きやすい
密植すると風通しが悪くなり、病害虫が発生しやすくなります。植える際は、株間を30~50センチ程度空けて植えます。コキアをたくさん育てるには適度なスペース確保が必要です。

これらの理由から、コキアを庭に植える際には、その特性と管理方法をよく理解し、慎重に計画することが重要です。
上手に育てて
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コキアが枯れた後はどうする?
コキアは一年草なので、秋に紅葉した後、冬になると枯れます。
枯れたコキアは木質化して見栄えが悪くなるため、早めに刈り取ることが一般的です。根元から引き抜いて処分します。
また、木質化したコキアをホウキとして利用する事ができます。乾燥させたコキアの茎は軽くて丈夫なため、古くから掃除用のホウキとして利用されてきました。
コキアが別名『ほうき草』と呼ばれる所以です。

以下は簡単なホウキの作り方です:
- 枯れたコキアを根元から切り取ります。
- 枝を束ねて、丈夫な紐やワイヤーでしっかりと結びます。
- 必要に応じて、余分な枝を切り揃えて形を整えます。
コキアはその美しい姿を楽しむだけでなく、枯れた後もさまざまな形で利用することができます。上手に活用して、庭や家庭での生活を豊かにしてみてください。
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