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*読んだらきっとおいしいものを食べた時、一番好きな人に気がつける*

*おススメ本

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「卵の緒」 著:瀬尾まいこ

僕は捨て子だ。その証拠に母さんは僕にへその緒を見せてくれない。代わりに卵の殻を見せて、僕を卵で産んだなんて言う。それでも、母さんは誰よりも僕を愛してくれてる。「親子」の強く確かな絆を描く表題作。
家庭の事情から、二人きりで暮らすことになった異母姉弟。初めて会う二人はぎくしゃくしていたが、やがて心を触れ合わせていく(「7’s blood」)
優しい気持ちになれる感動の作品集。
「裏表紙より」

著:瀬尾まいこ
出版:新潮文庫

こんにちは!たらです。

今日のおすすめ本は「卵の緒」です。

おいしいものを食べるとこの本の事をふと思い出します。

たら
たら

「卵の緒」って斬新すぎるタイトルに思わず目が留まりました☆

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思わず目が留まった本のタイトル。ワードセンスが素敵すぎる!

卵の緒。

緒?

と、手に取ったこちらの本。

例のごとく本棚から引き出した時に見えた表紙絵の可愛さときたら。

もうすでに購入決定!と心の中で呟いてました。

そして、裏表紙のあらすじに目をやると

僕は捨て子だ。その証拠に母さんは僕にへその緒を見せてくれない。❛❜と。

❛❜その代わりに僕を卵で産んだんていう。❛❜ときた!

その瞬間に

たら
たら

私、このお母さん、なんだか好きー!!

って思ったんです。早く読みたい!!って気持ちが膨れあがりました。

【瀬尾まいこ】さんの書く物語は読み終わったあと、とても優しい気持ちになれます。

その中でも個人的にこの本が一番好きな小説です。

著:瀬尾まいこ

1974年生まれ。小説家。

主な著書
・文藝春秋『そして、バトンは渡された』
・講談社文庫『幸福な食卓』
・文春文庫『強運の持ち主』
・水鈴社『夜明けのすべて』
・新潮文庫『天国はまだ遠く』『あと少し、もう少し』
・ちくま文庫『図書館の神様』
・集英社文庫『おしまいのデート』
・角川文庫『温室デイズ』 など。

「卵の緒」と「7’s blood」の二つの話が収録

この本には表題となっている「卵の緒」ともう1作品「7’s blood」の2作が収録されています。

どちらにも共通するテーマは母親の深い愛情なのではないかと思います。

母親というのは想像もつかない深いところで子供の事を見守り

そしてまっすぐに信じてくれているのだと。

与えてるという自覚もなくただただ当たり前の事として愛してくれているのだと。

そんな母親の愛を通して家族の在り方を教えられた気がします。

こちらの本に収録されている

『血の繋がりなんて家族である事に関係ない思える家族の物語』(卵の緒)と

血の繋がりのある人の存在が生きていく上でどれだけ心強さになるかという物語』(7’s blood)

一見全く真逆の主張をしているような2作となっていますが、

それは全く別の主張をしているわけではなく、

いろいろな家族の形があるのだと気づかされる2作のお話です。

「卵の緒」 

自分が母の実の子ではないと気が付いている小学生の男の子育夫君と

それを追及される度にふわっと交わしているようで、実は深い愛を伝えている母親の君子さんとの絆を描いた心温まる物語。

君子さんの言葉はちょっとだけ大雑把なようなテキトウさがあるのですが

すごく軽快で爽快でなによりどれもが愛情から発せられている事が伝わってきます。

君子さんの育夫君への問いかけや提案や質問への回答が

どれもこれも言葉が真っすぐで愛があって素敵です。

血の繋がらない親子、不登校の友達、母親の好きな人、

実は複雑なテーマを含んだお話なのですが君子さんの手にかかれば全ては全然複雑ではなく

大事にしたいものを大事に、好きなものには好きと伝え、ルールよりも大切な事がある時はルールも爽快に無視しちゃいます。

物事を複雑に考えるから複雑になるだけで、複雑だと思っていた出来事はもしかすると

自分で考えているよりもっと簡単明瞭な事が多いんじゃないかと気づかせてくれます。

君子さんの発言や行動は( ゚д゚)ハッ!とさせられるものが多いのですが中でもとても印象深かったこんな会話があります。

とっても上手にできたハンバーグを食べながら君子さんは育夫君に話します。

「育夫、自分が好きな人が誰かを見分けるとても簡単な方法を教えてあげよっか」と。

すごーくおいしいものを食べた時に、人間は二つの事が頭に浮かぶようにできているの。

一つは、ああ、なんておいしいの。生きててよかった。

もう一つは、ああなんておいしいの。あの人にも食べさせたい。で、ここで食べさせたいと思うあの人こそ、今自分が一番好きな人なのよ」と。

君子さんに教えてもらったその方法が今も私の大切な人を見分ける方法になっています。

読み終える頃には心が温かさで満たされているおススメの物語です。

「7’s blood」

腹違いの弟の七生ななおと一緒に暮らす事になった七子ななこ

七生は7年前に亡くなった父親の愛人の子供だ。

七生の母親が傷害事件を起こしたために預かる事になった。

七子と七生の父親は7年も前に亡くなっているのでなんら関係のないはずなのに

七子の母親は七生の周りにいる大人の中で自分が一番まともだったから預かる事にしたという。

はじめはぎくしゃくとしていた異母姉弟の2人でしたが、七子の母親の入院をきっかけに2人での生活がはじまります。

2人きりの生活の中で高校生の七子と小学生の七生が、次第に距離を縮めていく過程が愛おしい。

ある朝、小学生が自殺したというニュースが流れた時

なんでこんな小さいのにと七子がつぶやくと

七生は「朝になって宿題やってないことに気づいたとかじゃないかな」とか

「もしかしたら宿題じゃなくて体操服忘れたのかもしれない」といいます。

それを聞いて七子は「そんな忘れ物なんかで死んだりしないわよ」といいます。

それは読者の私も同じことを思いました。

でも七生はいいます。

「でも、こどもなんだもん」

この言葉はすごく刺さりました。そして自分の生い立ちについて七生はこうも言います。

「母親が刑務所に入ったり、愛人の子供だっていじめられてもそういう事では死にたくならないよ。そういうのって自分が死んでまで僕が解決しなければならないことじゃないし」

七生は無邪気で、気が利いて、そして子供らしく笑います。それなのに七子は七生を好きになれません。

でもそれは相手の反応を見透かしてるからだと七子は気が付きます。

ただ、小学生ながらに小学生ができる範囲での自分を守るすべを自然に身に着けている七生の言動に気が付いた時なんとも言えない感情が沸き起こります。

読み終えた時には七子と七生がこれからも幸せでいますようにと誰もが願わずにはいられないでしょう。

子供は大人が思うよりも全然大人で、そしてやっぱり子供なのです。

子供の間は安心して子供でいさせてあげれる大人でいたいと思わずにはいられません。

たら
たら

どちらの物語も子供目線で読むときと親(大人)目線で読むときと

また感じ方が変わる作品です☆

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