こんにちは!雑学担当のたまです。
今日の雑学は『ふくらすずめ』についてだよ
めっきり寒い季節になりましたね。
先日公園でまん丸にふくらんだカワイイ雀を見かけたんです。
仲良くふわっと羽毛を膨らませて日向ぼっこしていました。
冬の季節は寒く、鳥たちは寒さから身を守るために羽をふくらませて温かさを保とうとするんです。
この特徴から、寒い季節に外でふわっと丸く膨らんでいる雀の事を「ふくらすずめ」と呼ぶようになりました。
見た目も、呼び方も、かわいいですよね😊
\ 手のひらサイズのキュートなフォルム /
お迎え待ってるよ♪
温かい時期と寒い時期の雀のふんわり比較
温かい時期の雀はシュッとしています。
それに比べ、寒い時期の雀はふわっとまんまるです。
こうしてみると寒い時期の雀は羽毛を膨らまして空気の層を作って熱が逃げないようにしているのがよく分かりますね。
人間が寒くなったらダウンを着て寒さを凌ぐのと同じかなっ
\ 旅のお供に /
一緒にいろんな場所に連れてって♪
ふくら雀が縁起物とされ『福良雀』『福来雀』と書かれる理由
雀(すずめ)自体も、害虫を食べ豊作の手助けをすることから『五穀豊穣』『一家繁栄』『家内安全』の縁起のよい鳥として知られています。
まんまるに膨れた佇まいの「ふくら雀」は、食物に飢えることなく子孫繁栄していくようにと願いが込められ縁起物とされました。
また、冬の寒さに耐えるその姿から厳しい状況においても前向きに頑張ることへの励ましとされることも縁起の良さにつながっています。
そうした縁起がよいとされる「ふくら雀」は縁起の良い当て字にした『福良雀』『福来雀』として表現されるようになりました。
ふくら雀結び
縁起が良いとされるふくら雀は和装の帯結びでもその名前は用いられています。
ふっくらとしたふくら雀が羽を広げたような姿を模したふくらみのあるお太鼓が特徴の帯結びを『ふくら雀結び』と呼びます。
『ふくら雀結び』は「食べ物に飢えることなく豊かな一生を送れますように」との願いが込められています。お見合いや結納などで振袖に結ばれることが多い若い人向けの伝統的な帯結びです。
『雀』は俳句の季語に使える?
俳諧の世界では、『雀』単体では無季とされています。
ですが、他の語と組み合わせることで春夏秋冬を表す季語として使用することができるんです
例えば『ふくら雀』は冬の季語となります。
他の語と組み合わせることで使用できる季語をいくつかご紹介致します。
春の季語 『雀の子』『雀の巣』『巣引雀』
- 雀の子(すずめのこ)——-スズメの繁殖は年に2、3回あるが、1年の最初の繁殖が春であるため
- 雀の巣(すずめのす)——-四月頃、枯れ草や木の皮で人家の屋根裏などに作られる巣の事
- 巣引雀(すびきすずめ)——-春に巣をつくり、ヒナを育てている雀の事
秋の季語 『稲雀』
稲雀(いなすずめ)——- 稲が実る頃、群れをなしてついばみにやってくる雀をいう。
冬の季語 『寒雀』『ふくら雀』
- 寒雀(かんすずめ)——-餌が田に無くなる冬の時期に餌を探して人家近くに集まる雀のこと
- ふくら雀(ふくらすずめ)——-冬になると外でまんまるに膨らむ雀のこと
喜ばれるふくら雀のおすすめギフト
縁起物としてふくら雀の喜ばれるギフトをご紹介しますね
\ かわいすぎる☺!!/
いつも一緒にいれる手のひらサイズ
\ ふっくらお腹に福をため /
福がくるくる福良雀🌾
\ 使うのが勿体ない?! /
かわいいふくらすずめのマステ💛
\ 珍しいふくらすずめの香合 /
置物としても風情があります
\ 縁起物で飲むと /
お茶もおいしくなりそうです
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