こんにちは!雑学担当のたまです。
今日の雑学は『シソの家庭菜園について』だよ
最近の物価高でお野菜もどんどん高くなっちゃってスーパーに行っても「高っ!!今日は買うのやめとこー」って買うのやめてしまう時があるんです。
ネギやシソなど薬味的なものは特に諦める時が多いです。
だけどそれがあるかないかで全然味が変わってしまうお料理予定の場合は仕方なしに買うことも。
そこで、
そうだ!お花もいいけれど家庭菜園をはじめてみよう♪
と、まずは大好きなシソを育ててみたいなっ♪とシソの育て方について調べる事にしました。
シソは家庭菜園でも育てやすい植物だとは知っていたのですが、
シソを育てるには『それを知らずに植えちゃうと後悔する注意点』がいくつかあったのでお話していきますね。
この記事はこんな方にオススメ
- シソを庭に植えてはいけないと言われる理由を知りたい方
- 家庭でシソを育てる方法を知りたい方
- 青じそと赤しそを同じ場所に植えてはいけない理由を知りたい方
シソを植えてはいけない2つの理由
シソは誰でも自宅で簡単に種から育てることができるのでですが、一方で『シソを庭に植えてはいけない』という説もよく目にします。
一体どういうことなのでしょうか?
それには2つ理由がありました。
①繁殖力が強いから
1つ目の理由は『シソの生命力・繁殖力の強さ』です。
シソは花が咲いて種が付きます。
地植えしてしまうと「こぼれ種」によって意図しない場所にも芽が出て、どんどん成長しあちこちにシソが育ちます。
その為、気がついたら庭のいたる所がシソだらけ、なんてことになってしまう事があるからです。
②害虫が発生してしまうから
2つ目の理由は、シソには色々な『害虫』が寄ってきてしまうからです。
中でも厄介とされるのが『ヨウトウムシ』と言われています。ヨウトウムシは『夜盗虫』と書くよう夜に現れて葉を食べ、朝になると土にもぐって隠れてしまいます。
葉野菜が好物な『ヨウトウムシ』白菜やレタス、そしてシソも好物で食い荒らします。
またケイトウやパンジーなどのガーデニング向けの花も好むので、地植えしてシソが大量繁殖し、ヨウトウムシが付いてしまった場合、他の植物にも一気に食い散らされてしまいます。
他にも、アブラムシ・バッタ・ハダニ・コナガ・ハモグリバエなどの害虫も発生する恐れがあります。
比較的育てやすい植物と言われてますが、虫除け対策は必須です。
家庭でシソを育てるには
シソを庭に直植えしてはいけないという理由が『繁殖力が強く』『害虫が付きやすい』という事が分かったので、それに注意すれば家庭でも育てれることが分かりました。
シソを育てるには庭での地植えではなく、コンクリート上に『プランターや鉢植え』で育てれば意図しない場所への「こぼれ種」による繁殖を止める事ができ、害虫駆除行いやすくなります。
家庭でシソを育てる場合は、コンクリート上で隔離された鉢やプランターでの栽培がおすすめってことですね!
シソのプランター栽培
シソの種まきの時期や育て方を見ていきましょー
種まき時期
春から初夏(4月~6月頃までが最適)に種をまき土を薄くかぶせて、日のあたる場所に置いておくと約1週間から2週間ほどで発芽します。
用土
シソはあまり土を選ばずに育ちます。
一般的に販売されている野菜用培養土を使用すれば問題ないでしょう。
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日光
シソは日光を好むので日の当たる場所での栽培がおすすめですが、長時間の強い日差しにさらすと葉が焼けたり硬くなります。特に夏の暑い日には直接日光が長時間当たらないよう葉を守りましょう。
水やり
シソは十分な水分を必要としますが、過湿は病気の原因となるので避ける。
土壌が過剰に湿っている場合は、水やりを控え、良好な排水を確保しましょう。
肥料
シソは肥料が足りないと葉の色が薄くなったり硬くなってしまうので注意が必要です。1ヶ月に1~2回程度の肥料を追加する。シソは成長期に栄養を必要とするので春から初夏にかけては多めに肥料をあげるといいでしょう。
一方で与えすぎるとアブラムシなどの害虫がつきやすくなるので注意しましょう
青じそと赤しそは同じ場所に植えてはいけない理由
家庭でのシソ栽培について色々分かってきましたが栽培を始める前にもう1点注意点があります。
一般的には、シソと一緒に植えるのに問題がある野菜はあまりありませんが、「青じそ」と「赤しそ」を同じ場所で栽培してはいけないという事です。
似ていいるのでついつい一緒に栽培できそうな気がしますが、これには要注意です!
それは近くに栽培することで交雑(こうざつ)が簡単に起こってしまいます。
※交雑とは異なる種が組み合わさり繁殖し雑種を作ることを意味します。
交雑してしまうと、青じそでもない赤しそでもないものができてしまいます。
その交雑されたシソは
- シソが本来持つ風味が落ちてしまう
- 青じそと赤しその色も交じり色の鮮やかさが損なわれる
そして最も困るのが、
- 一度交雑すると元のシソには戻らない
ということです。
シソの繁殖力から交雑されたシソが大繁殖してしまうと見た目にも、おいしさでも、イマイチなシソが大量栽培されてしまうという事になります。
青じそと赤しそを同時に栽培したい場合は、交雑が起こらないよう離れた場所で栽培しましょう。
または、一年限定で植え変えをすれば場合は問題ありません。
家庭でシソを育てる時の注意点まとめ
- 「こぼれ種」での大量繁殖を防ぐために地植えはせずにコンクリート上での『プランター栽培』をする
- 害虫対策&駆除をしっかりと行う
- 似ているからといって「青じそ」と「赤しそ」を一緒に育ててはいけない
おいしいシソが上手に栽培できますように!!
紫蘇の語源
おいしいシソが上手に栽培できますように!!シソってどうして「紫蘇」という漢字になったのでしょうか?
シソってどうして「紫蘇」という漢字になったのでしょうか?
諸説はあるようですが
昔中国で、蟹を食べすぎてひどい食中毒で死にかけた若者に紫色の薬草を煎じて飲ませたところ回復したことから、紫の蘇る草 の意を表しているといわれます。
というのが有望説です。
シソの花言葉
シソの花言葉は「善良な家風」と「力が蘇る」です。
「善良な家風」とはシソの繁殖力の強さや、栄養が豊富で殺菌作用が高いなどの事などから連想できますし、
「力が蘇る」という花言葉は語源を知ると納得の花言葉ですね!
\ 道端や庭先に咲く身近な220種を掲載 /
贈り物としても喜ばれる1冊
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